ローマングラスの穴あきビーズです。
ローマングラス(ローマンガラス)とは、一般的には「吹きガラス技法」によって造られたガラスを「ローマングラス」と呼んでいます。
現在、発掘されたローマングラスのほとんどは、表面が虹色に輝いていますが、これは地中に2000年近く埋もれていた間に、ガラスが自然に化学変化したもので、「銀化」と呼ばれています。
銀化はどこの土地でも起こる作用ではなく、適度な乾燥と湿度によりおこります。
今回、仕入れたビーズの中で一番サイズが大きく、ガラスに流れるような地紋が浮かび上がる美しいものです。深みのあるブルーグリーン地のガラス。すべての面に個性的なパティナが出現。 手作りアクセサリーのパーツとしても最適です!
手の脂などで輝きが失われてしまった時には台所洗剤で軽く洗ってください。水をつけると銀化現象は消えますが柔らかいタオルやキッチンペーパーで水分を吸い取れば、きれいな銀化現象が復活します。 ただし剥離しやすくなっているパティナも多くありますので、丁寧に扱うようにしてください。
≪パティナ≫ 経年変化・風化現象の一種で、ガラスが長い間地中に埋まっている間に地中のミネラル(主に石灰石に含まれる炭酸カルシウムなど)の結晶が付着したものです。
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